筋トレを頑張っている人へ。

頑張って筋トレをした次の日、残ってしまうのは疲労と筋肉痛!

人によっては筋肉痛が無いと、筋トレの効果が感じられなくて嫌だ!

と思う方もいますし、その逆の方もいます。

 

どちらの方でも疲労や筋肉痛を最小限にとどめておく事に越したことはありません

今回はその方法について書いていこうかと思います。

 

疲労やダルさの原因の一つとして、筋肉に「疲労物質」が蓄積して筋肉が硬くなり

血行が悪くなっている状態にあります。

ではその「疲労物質」はどのように作られていくのか?お勉強していきましょう。

人間は必ず筋肉を使い身体を動かす時は、それをする為のエネルギーが必要です、

エネルギーを産み出す過程にはいくつかの工程と、材料が必要となります。

おおまかに分けますと、「酸素を使って産み出す方法」「酸素を使わず産み出す方法」です。

 

「酸素を使う方法」いわゆる有酸素運動の時に産み出されるエネルギーの方法です

この時にエネルギーの材料になるのが主に「脂肪」と「酸素」です、持続力が必要な運動の時に

行われます。

 

「酸素を使わない方法」これは瞬発的に大きな力を産み出す時に行われるエネルギー産生方法で

、スタートダッシュや主に重い重量を使って行う競技や筋トレです、この時エネルギーの材料

になるのが主に「糖」なんです。

 

ここで書いています「疲労物質」は何なのか?これはいわゆる「乳酸」の事を言います、

これは簡単にいうと、エネルギーを産み出す為に必要な材料を使ったあとの残りカスみたいな

物で、火を産み出す為に木を燃やし、残った炭と同じです。

これが生み出される過程が「酸素を使わない方法」なのです。

 

酸素を使わないでエネルギー産生する為の主な材料は糖と書きました、エネルギーを

産み出された後の糖は分解され、様々な物質に変化してゆき最終的に疲労物質である「乳酸」に

変化してゆきます。

 

では、この「乳酸」に変化する前にどうにかすればいいのでは?と思いませんか?

その方法は、激しい運動や筋トレの後に、ゆるやかな有酸素運動やストレッチをしてあげる

事です。

糖が分解され「乳酸」に変化する前に酸素を取り入れ血流を良くする事で、これに変化する前に

身体で消費することが出来るのです。全部が全部とはいきませんが、何も対策をしないで

10疲労物質が作られる所を、有酸素運動やストレッチをすることで半分やそれ以下に減らす

事が出来れば、次の日の疲労感や筋肉痛も軽減出来るのです。

ここで間違ってはいけないのが、一生懸命の有酸素運動は駄目ですよ、あくまでもゆったり

とした有酸素運動という事で、一番おススメなのは、筋トレの後、ゆっくり身体を伸ばしながら

泳いだりすることです、ストレッチの場合は呼吸を意識してゆっくり伸ばす事です。

 

頑張って筋トレをして、その後何もしないで、疲労物質が溜まった硬く柔軟性の無い筋肉の状態で

また一生懸命しますと怪我の原因になりますので、これを読んで心当たりある方は気を付けて

筋トレや運動を行ってください、ではまた。

小沢謙太郎

 

 

2018年06月14日