なんか梅雨に入りまして、暑かったり、寒かったり、身体にこたえますね
わたくしなんか夜寒くて、しまってあった電気毛布を引っ張り出してしまいました。
今回はお題に書いてありますが、これからの冷えについてです、もうこんな事書かなくても
お分かりかと思いますが、クーラーの冷えです。
冷えると血行が悪くなることもご存じかと思いますが、なんでかご存知でしょうか?
血液は血管の中を通っております、またその血管は筋肉の中を通っております、
血流は心臓から押し出される力の他に、筋肉が収縮することでその中を通っている血管にも
アプローチする「筋ポンプ」の力でも押し流され、身体の隅々に適切な温度を運んでいます。
そこで筋肉は外部から冷やされたらどうなるでしょうか?
これは人間の防衛反応の一つとして、身体の中を冷やさないようにするため、筋肉を収縮
させて保温するように働きます、よく寒いと「鳥肌」が立ちますよね?あれがまさしくそうです
この現象は寒くなると、「立毛筋」という筋肉を収縮させて毛を立たせ温度を逃さないように
保温に働いているのです。
生理的範囲内での冷えであるならばこの防衛反応は良いことなのですが、クーラーが効きすぎた
部屋の中で何時間もいて、生理的範囲以上に身体が冷えきってしまうと、この防衛反応である筋収縮も
中を通っている血管を圧迫し続けてしまい逆に血流を悪くさせてしまうのです。
どうですか、知っておりましたでしょうか?
「暑すぎる」「冷やしすぎる」、、、、、
何事も行き過ぎても、無さ過ぎても身体には良くありません、いい塩梅、、、
ちょうどいいのがいい訳ですが、それがなかなか難しい世の中、これからの冷やしすぎに
気を付けて下さい、ではまた。
小沢謙太郎